丸亀港の北約15kmの海上に浮かぶ塩飽諸島の中でもっとも小さい島です。江戸時代末期に牛の放牧で手島から入植し、明治に入ってからは笠岡諸島の北木島・真鍋島からの移住者が開拓した島です。主な産業は漁業ですが、漁師の多くは島で暮らしています。
アートの島として発信を行っており、手作りのかかしやオブジェが島のあちこちでお出迎えをしてくれますが、全ての作品は島の人たちによって作られています。
また、一本の木に紅白の花が入り混じって咲く桃の木がいたるところに植えられており、源氏の白、平家の赤にちなんで「源平桃」と名付けられ、春には美しい光景がみられます。
昭和42年公開の木下恵介監督の映画「なつかしき笛や太鼓」は小手島をモデルにしたものです。
小手島のみどころ
01 アート作品
島の人たちが作ったユニークなアート作品が島のあちこちで見られます。まず、港を降りると手作りの案内板とトーテムポールが見られます。道の途中では竹でできた信号機も見られます。その他にたくさんの案山子やいろんな作品がいっぱいで、オリジナルアート作品の宝庫です。作品がどれくらいあるか数えてみるのもおもしろいかも。